【お礼の言葉】
新体操部部長 橋爪みすず
第74回全日本新体操選手権に際しましては、卒業生の皆様を通じ、多くの方からご支援、応援を賜りましたことをお礼申し上げます。お陰様で無事に試合を終了することができました。また、2021年のすべての試合と行事を終えることができ、ホッとしております。
新型コロナウイルスの感染は落ち着きを見せてはおりますが、まだまだ予断を許さない状況です。大学では、厳しい感染対策の中での練習となっており、現在でも思うような練習ができない状況です。また今年は新体操部演技発表会も第50回という節目の年でもあり、コロナ禍ではありますが、部員一丸となって逆境を乗り越えて参りました。多くの課題や不足を感じることは多々ありますが、部員一人ひとりの成長と新体操部としての成果と結果を求め、新たな目標に向かって精進して参りたいと思います。全日本選手権の結果はすでにお知らせした通りですが、この場をお借りして出場選手からのお礼の言葉とご報告をさせて頂きます。皆様のご健康とご健勝をお祈りしております。
【個人選手】
・卒業生OG 清澤毬乃
全日本選手権大会では、沢山の応援ありがとうございました。
今年は社会人としてこの試合に出場しました。今まで通りにいかなかったことが多々あり苦労もしましたが、周りの方々の支えや後輩達が頑張っている姿をみて、頑張ることができました。
リボンの演技ではやりきれず悔しい気持ちも残りましたが、その他の3種目は自分らしい演技をすることが出来ました。
この試合では、今まで支えてくださった多くの方々に演技で感謝の気持ちを伝えることを1番の目標としてやってきましたので、その目標は達成することが出来たと思います。 新体操を通して沢山のことを学び、成長出来たことに感謝し、これからの人生に活かしたいと思います。
・4年生 五十嵐遥菜
全日本選手権の際は、応援本当にありがとうございました。
私にとって9回目である最後の全日本選手権は、これまでとは少し違った壁を沢山乗り越え、やっとの思いで出場できた試合でした。9月の全日本学生選手権前日、この引退試合となる全日本選手権の出場が危ぶまれる程の大怪我をしてしまいました。なかなか通常の練習に戻ることができず、リハビリやトレーニングしかできない日々が続きました。とても苦しい日々が続きましたが、私が全日本選手権に立つことができたのは、沢山の方のお力やご協力があって叶ったことでした。本番では自分が思い描いていた理想の演技を踊ることはできませんでしたが、今の自分ができる最大限の演技はできだと思います。
私は、14年間の新体操人生で自分が自信を持って踊れる新体操をみつけることができました。好きな新体操を続けてくることができたのは、私を支えてくださった方々がいたからです。本当にありがとうございました。
・4年生 植松桃加
全日本新体操選手権大会では、沢山の応援やサポート本当にありがとうございました。
日本女子体育大学に入学してこの4年間は、長いようであっという間だったように感じます。大学での新体操は上手くいかないことの方が多かったですが、数えきれない程多くの方々に支えていただき、最後の引退試合を全日本新体操選手権大会で迎えることができました。試合での本番の景色はこれまで見ていた景色とは違い、これまでの全ての過程には意味があったんだと思うことができました。
私がこのような経験をすることができたのは、時に厳しく、愛のある指導をしてくださった先生方、励まし合い、高め合って共に試練を乗り越えてきた仲間の存在が本当に大きかったと思います。日本女子体育大学の個人選手として4年間過ごし、多くの試合に出場させていただけたことが夢のようで、幸せでした。4年間で学んだことや成長できたことを自分の財産にし、社会人としても精進して参りたいと思います。
・4年生 関谷友香
全日本新体操選手権では、沢山の応援とサポートありがとうございました。先生方をはじめ、仲間や家族など沢山の方に支えられ、今年も全日本の舞台に立つことができました。
演技の内容は100%納得のいくものは出し切れませんでしたが、最高の舞台で踊れた2日間は一生忘れられない宝物になりました。そして、このチームで共に支え合い励まし合い、時には泣いて沢山笑って過ごしてきた仲間との時間は、とても幸せで充実した日々でした。
私の競技人生は今大会で最後となりましたが、これからは自分が誰かの花を咲かせられるように、自分自身の経験を生かし、次のステージへ向けて今後も成長していきたいと思います。
・4年生 中村花
全日本選手権大会は競技生活最後の試合であり、様々な想いが込み上げた中この舞台に立ちました。ここにくるまでに本当に多くの試練があり、苦しい経験もしましたが、これまであった出来事全てが私にとって意味のあるもので、どんなことも無駄ではなかったのだと思います。私は新体操に出会い、新体操を愛することができて心から幸せだなと思えています。
コロナウイルスの影響で、試合が開催されることも当たり前ではない状況でしたが、見えないところでも動いて下さっている方々や、沢山の応援、サポートのおかげで試合に出場することができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからは新体操で培ってきた経験を活かし、沢山の方の力になれるように頑張っていきたいと思います。
・4年生 二木萌
全日本選手権の際はたくさんの応援ありがとうございました。
私は4年目にして、個人選手として初めての全日本選手権大会の舞台に立つことができました。本番の演技は、ミスやメンタル面で自分の弱さがあり、完璧なものが出せたわけではありませんでした。しかし、全日本大会という舞台で踊ることが大きな目標でしたので、最後に夢を叶えることができ、喜びでいっぱいでした。
ここに来るまで決して楽な道ではありませんでしたが、目標を実現することができ、辛くても諦めずに頑張ってきてよかったと思うことができました。チームの仲間や先生方、家族、そして支えてくださったみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
・3年生 柴山瑠莉子
日頃よりたくさんのご支援ご協力を頂き、ありがとうございます。
本年最後の試合となりました全日本選手権大会では、自分の思うような演技ができなかった悔しさと、応援してくださった方々へ申し訳ないという気持ちが残りました。
一年を振り返り、アジア選手権等の多くの試合に出場させて頂きましたが、それぞれの試合でクリアできたことがあれば、新たに課題として残るものも必ずありました。しかし、試合を重ねるごとに、少しずつ自分を成長させられたのではないかと感じています。
来年のスタートの試合は、世界大会の日本代表選考会となります。代表は私が掴み取る!という気持ちで、日々の練習を全力で取り組みたいと思います。
・4年生 上條歩奈
全日本選手権では、応援ありがとうございました。
無観客ではありましたが、試合に出場することができ嬉しかったです。
本番は緊張もありましたが、感謝の気持ちを忘れず、自分のやってきたことを発揮することができました。また、試合に出場できたことで課題が明確になり、日本のトップ選手の素晴らしい演技を見て、自分に足りないところを見つけることができました。その課題と向き合い、今後更にレベルアップできるよう、今後の練習に取り組んでいきたいです。そして、私も全日本の舞台で戦える選手になれるよう、日々努力したいと思います。
【団体選手】
・4年生代表 藤井雅
今年は団体チームのキャプテンを務めさせて頂きました。私以外は1.2年生のチームで、4年生1人でみんなをまとめ引っ張っていくことは、大変なこともありました。しかし、下級生のパワー溢れるフレッシュさや明るさに励まされ、全日本新体操選手権ではチームが一丸となって3冠を獲ることができました。来年度はルールが新しくなり、より芸術性が求められることになります。日女の伝統である流れの中で次々と決まる技の連続と、芸術的な素晴らしい演技をチームみんなで作り上げて、私の目標でもあったユニバーシアード大会への出場を目指して頑張って欲しいと願っています。そして、全日本新体操選手権では更に進化した日女の演技を全国の皆さんに見て頂き、感動を与え、優勝して欲しいと思っています。今後、私は新体操を指導する立場になります。これまでの経験を活かして、選手のことを第一に考えて指導していけるように精進して参ります。