第41回日本女子体育大学新体操部演技発表会は、去る10月12日(金)国立代々木第2体育館にて、多くの皆様にご来場頂き、成功を収めることができました。チケット完売、そして尚当日まで、入場チケットをお求めになる方が大勢いらっしゃるほどの盛況でした。これも、全国の卒業生の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様のご支援のお陰です。改めて、お礼申し上げます。
今回の発表会は、昨年の40回という節目の発表会を経て、新たなる第一歩を踏み出す、大切な発表会でした。今年のテーマである、『オペラ座の怪人』は、国内外での上演や映画化を経て、多くの皆様が知るところの作品であり、その反面、作品をひとつのテーマとしてとらえるには、あまりにも壮大なストーリーであったため、演技構成の途中では何度も挫けそうになりながら、しかし、初心貫徹し今回の発表にこぎつけることができました。
学生達の、『オペラ座の怪人』を新体操で表現したい!という熱意もありましたが、その想いを具現化し、導いて下さった石崎先生、山田先生をはじめ、スタッフの皆様のご苦労もひとしおではなかったと思います。
演技構成にあたり、スタッフと学生で劇団四季の『オペラ座の怪人』を見に行きました。大雨の日、ずぶ濡れになりながら劇場に向かいそこでで見た感動を、どのように新体操で表現するか、随分悩みながらも当日の発表を迎え、たくさんの皆様の拍手を頂き、これまでの苦労が喜びに変わったことは言うまでもありません。
過去の発表会のテーマとは違い、初めて取り組んだハッピーエンドではないエンディング。ご来場頂いた皆様の心の中に、何かを残すことができたでしょうか・・・・・。毎年、新たなる創造を掲げながら、発表会に向かうことは、大変なことも多く、困難も伴いますが、これからも日本女子体育大学新体操部は、新しき創造への挑戦を部員一丸となって取り組んでいきたいと思っています。